知床2025年8月【2泊3日、車なし】2日目

知床五湖 高架道その1 北海道

定期観光バス「知床浪漫ふれあい号」(斜里バス)

2日目は、斜里バスの定期観光バス「知床浪漫ふれあい号」を利用して、知床観光をしてきました。この観光バスは、Aコース:斜里バスターミナル→ウトロ温泉バスターミナル、Bコース:ウトロバスターミナル→知床観光→ウトロ温泉バスターミナル、Cコース:ウトロ温泉バスターミナル→斜里バスターミナルとなっていて、コースを接続して利用することが可能です。

自分は前泊を斜里にして、AコースとBコースを利用し、その後ウトロ温泉地区のホテルに宿泊することにしました。

斜里バスのHP Aコース:https://www.sharibus.co.jp/tkbus_a.html

Bコース:https://www.sharibus.co.jp/tkbus_b.html

9:05斜里バスターミナル集合→9:15出発

知床斜里駅の目の前にある斜里バスターミナルに集合です。乗るのは大型バスで、このバスがAコース、Bコース、Cコースの全コースを運行します。この日のAコースは自分ひとり。大型バスなのにひとりなんてと申し訳ない気持ちになって、バスガイドさんに伝えると、Bコースは13名参加予定とのこと。申し訳ない気持ちは解消されて、バスに乗り込みます。ひとりなので席は選び放題で、バスガイドさんおすすめの左側の最前列窓側に座り、サイドだけでなく前方の景色を楽しみました。特に「天に続く道」の眺めは素晴らしかったです(写真を取り忘れましたが)。

オシンコシンの滝9:50〜10:00

オシンコシンの滝に立ち寄ります。オシンコシンの滝は、北海道斜里郡斜里町にある滝で、滝の流れが途中で二つに分かれていることから「双美の滝」とも呼ばれ、「日本の滝100選」の一つに数えられています。「オシンコシン」とは、アイヌ語で「川下にエゾマツが群生する場所」を意味する「オ・シュンク・ウシ」が名前の由来とされているそうです。滝の中ほどまで階段で上がることができ、水しぶきがかかるほど間近でその迫力を体感できます。駐車場のそばに売店やトイレも整備されていて、車で行く方には立ち寄りやすい場所だと思います。ただ路線バスを利用する場合は乗り継ぎが悪いので、定期観光バスで行くことができたのは有り難かったです。

オシンコシンの滝

ウトロ温泉バスターミナル10:15到着→10:30出発

Aコースの乗客は、ウトロバスターミナルで一旦降車して、待合室で待ちます。バスはウトロ温泉地区のホテル3箇所を巡り、乗客をピックアップした後、ウトロバスターミナルに戻ってきて、残りの乗客を乗せてBコースを出発します。ウトロバスターミナルにはトイレ、コインロッカー、自販機がありました。Bコースは空きがあれば、当日バスターミナルの窓口で申し込みができるようでした。

プユニ岬(車窓見学)

知床半島北岸の岬で、ウトロから坂道を上ったところにあり、カーブを描くオホーツクの美しい海岸線を見ることができます。夕陽の名所ですが、通ったのが昼間なので残念ながら夕陽は見えなかったですが、景色は十分美しかったです。

知床峠

「知床峠」は、ウトロと羅臼を結ぶ知床横断道路の頂上で、、標高738mの峠です。ヒグマ出没が相次いていることにより、立ち寄りが見送られました。残念ですが仕方ありません。もともと知床峠は深い霧が出やすく、本来の景色を見ることは難しいらしいです。

知床五湖高架道10:55〜12:00

「知床五湖」は、世界自然遺産「知床」の代表的な景勝地で、知床連山を背景に原生林の中にたたずむ5つの神秘的な湖で構成されており、知床の雄大な自然を象徴する場所として知られています。

知床五湖には「高架木道」と「地上遊歩道」の2つの散策路があります。高架木道は、木道の脇には約7000Vの電気柵が張り巡らされ、ヒグマが木道に上がってくるのを防いでおり、かつ段差がなく、傾斜も緩やかなバリアフリー構造になっているため、車いすやベビーカーでも安心して利用できます。木道の途中には3つの展望台があり、知床連山やオホーツク海、そして知床五湖の一つである一湖の美しい景色をパノラマで楽しむことができます。3つの展望台を巡る時間の目安は約40分ほどです。

行った日は体が吹き飛ばされそうなほどの強風でかなり大変でしたが、美しい景色を見ながら散策できるのはとても楽しかったです。高架木道では見られるのは一湖のみなので、次回は、地上遊歩道を散策して五つの湖すべてを巡りたいです。

知床一湖

知床自然センター12:20〜14:00

知床自然センターは、知床国立公園のビジターセンターで、世界自然遺産「知床」の自然や文化について知ることができる施設です。MEGAスクリーンで知床の壮大な自然や野生動物の様子を迫力ある映像で体験できます(有料)。定期観光バス参加の場合、映像作品「知床の冒険」のチケット代が含まれていて、12:30〜12:50の回を鑑賞しました。昼食代は定期観光バス料金に含まれていないので、事前に用意するか、施設内のカフェ「BARISTART COFFEE SHIRETOKO」を利用します。自分はカフェで鹿肉バーガーとジンジャーエールをいただきました。鹿肉は全く臭みがなく、柔らかく、食べやすかったです。バンズも美味しかったです。

鹿肉バーガー

ウトロ温泉バスターミナル14:15到着

ここで定期観光バスBコースは終了です。自分はウトロ温泉地区にあるKIKI知床リゾートホテルに宿泊予約があり、チェックインは15:00からのため荷物をバスターミナルのコインロッカーに預け(現金のみ)、世界遺産センター、道の駅、ゴジラ岩などを観光しました。すべて徒歩圏内で行けます。ちなみに、知床観光船はこの日も翌日も強風のため欠航でした。

ホテル送迎

バスターミナルに戻り、ホテルのHPのQ&Aに「ウトロバスターミナルご到着後ご連絡いただけましたらお迎えに参ります。」と記載があったのでKIKI知床リゾートホテルに送迎依頼の電話をしました。音声ガイダンスの代表電話で若干わかりにくく、つながるまで苦労しましたが、電話がつながるとすぐ迎えにきてくれました。バスガイドさん情報ではウトロ温泉地区ではタクシーは1台しかいないとのこと。ホテルへ行くには急な坂を登る必要があり、荷物を持って徒歩20分はかなり大変なので、もし電話がつながりにくくても心折れずに、チャレンジすることをおすすめします。

ホテルの詳細は次回のブログで。

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