1,500マイルの「どこかにマイル」で行く高知旅その1 仁淀ブルーのひとつ中津渓谷へ【車なし観光】

中津渓谷 高知県

JALモバイル特典の「どこかにマイル」

今月(2025年10月)にJALモバイル特典の往復1,500マイルの「どこかにマイル」で高知に行ってきました。

宿泊したホテルについては、こちらを。

旅行日程(3泊4日)

1日目:高知空港18:25着⇒移動のみ
2日目:中津渓谷観光
3日目:祖谷のかずら橋(徳島県)観光
4日目:高知空港11:30発

1日目は移動のみなので詳細は割愛して、2日目以降について、書いていこうと思います。

仁淀ブルー

仁淀ブルーは、高知県観光名所のひとつです。 高知県のほぼ中心を流れる”仁淀川(によどがわ)”は、国土交通省が発表する「水質が最も良好な河川」にこれまで何度も選ばれている清流で、
その素晴らしく美しい水の色を、地元の方が「仁淀ブルー」と呼び始めたそうです。

代表的な仁淀ブルースポットは秘境とも呼べる少し山奥に位置していて、自家用車やレンタカーがベストな方法で、公共交通機関を利用していくのは難しい場所です。「にこ淵」は最寄りのバス停から徒歩40分かかり、バスの本数は少なく、周りには時間をつぶす施設はないため、行きはなんとかなっても帰りが大変です。「安居渓谷」に至っては、本数が1日3本(曜日によっては2本)のバス(安居にお住まいの方向けの町民バス)しかなく、バスのサイズも小さいため、混み合う時期は乗れない可能性もあるそうです。

唯一、「中津渓谷」は最寄りのバス停から徒歩10分。すぐそばにある宿泊施設「中津渓谷 ゆの森」がレストランと日帰り温泉を営業しているため、帰りのバスまでの時間を有意義に過ごすことができます。よって、2日目の目的地は、「中津渓谷」にしました!

なお、仁淀ブルースポットをいろいろ回りたい方には、観光タクシーがおすすめだそうです。ひとり旅の自分には予算オーバーでしたが、人数がいる場合には良さそうです。

仁淀ブルートリップガイド:https://niyodoblue.jp/

リトルマーメイド 高知駅店(朝食)

6:30から営業している旅行客には有り難いお店。高知駅構内にあり、イートインスペースもあります。塩くるみパンとミニフォカッチャ(4種チーズ)(合計432円)をテイクアウトして、ホテルの無料コーヒーとともに部屋でいただきました。

JR高知駅9:34発→佐川駅10:33着

JR佐川駅は、普通列車と特急列車が停車します。駅の券売機で切符を買おうとして、まず金額表に困惑しました。駅名のところにある金額が二段書きで大人と子供料金にしては変なので、説明書きを読んでようやく納得しました。上段が乗車券+特急料金、下段が乗車券のみでした。乗る電車は普通列車なので、乗車券(630円)のみを購入。券売機は現金またはオレンジカードが使えます。オレンジカードとは、過去にJR四国が発行していた、きっぷ購入に使用できるプリペイドカードらしいです。結局自分が使えるのは現金のみでした。
10分前にホームに行ったのですが、既に電車はいました。2両編成で、ワンマンで、運転手に運賃を支払って降りる方式でした。運転手に運賃を支払って降りる場合、運転手そばのドアしか出入りできないので、先頭車両に座ることにしました。十数年前、これを知らずに、地方で目的地の駅で降りられなかった経験があり、それ以降気をつけるようにしています。

バスに乗り換え 佐川駅10:55発→「名野川」バス停11:29着

佐川駅前にバスロータリーがあり、電車が到着した時点でバスはロータリーにいましたが、準備中のようだったので、駅構内の待合室で座って待っていました。出発時刻近くになると、バス停前にバスが移動して来ます。バスは後ろから乗車で整理券を取って後払いスタイルです。現金のみの支払いで、「名野川」まで980円でした。佐川駅から乗った乗客は、自分を含めて3組でした。中津渓谷へ行く観光客はやはり車移動が多いようです。美しい山を見ながら、バスに揺られ、約35分で到着しました。降車のとき、運転手さんに中津渓谷の行き方と帰りのバス停を確認したので、迷わずにすみました。

中津渓谷

バス停から約10分、山道を登っていくと中津渓谷の入口に到着します。

中津渓谷は仁淀ブルーと美しい森、巨岩、滝など変化に富んだ風景が魅力で、渓谷入口から遊歩道が整備されており、渓谷を間近に見ながら散策が楽しめます。また、中津渓谷のシンボル、「雨竜の滝」は近づくと水しぶきが激しくなり、マイナスイオンを豊富に感じられます。なぜ青く見えるのかについては、さまざまな説があり、一般的に不純物の少ない透明な水は波長が短い青い光を反射するので、青く見えるんだそうです。雨が続いたり、時間帯によって、見える色が違うと聞いたことがあるのですが、今回訪れたときは、ブルーよりも緑に近い色でした。

また、他の 仁淀ブルーよりも遊歩道が整備されているので歩きやすいと聞いていたのですが、ちょっと遊歩道を外れると岩場を歩くことになり、滑らないかとハラハラしました。足を伸ばして「石柱」に行こうとしたら、急な石の階段で手すりもないところがあり、無理して登れても帰りが滑りそうで行くのを諦めました。観光客も見かけたのは最高60代といったところで、高齢の方には難しい場所かもしれません。アラカンである今のタイミングで行っておいて良かった場所だと思います。

中津渓谷
滝

レストランポンテ(ランチ)

「中津渓谷 ゆの森」内にあるレストランです。宿泊していなくても利用可、ランチタイムは 11:30  ~  14:00(  13:30ラストオーダー  )です。「ゆの森弁当」1,420円 を注文しました。鰹たたき、天ぷら、煮物、小鉢、フルーツ、漬物、ご飯、味噌汁に加えて食後にはコーヒー又は紅茶がつきます。

ゆの森弁当

日帰り温泉

「中津渓谷 ゆの森」は11:30〜20:30(最終入浴19:30)で日帰り温泉を営業しています。料金は大人800円で、自分はレンタルバスタオル170円とタオル60円をつけました。
内風呂と露天風呂、サウナもついて、洗い場も6箇所くらいありました。たった800円でサウナまでついているのは素晴らしいですよね。また風呂を出たところに休憩所があり、マッサージ機もありました。中津渓谷散策でかいた汗をさっぱりと流せて、ゆっくり温泉につかって、バス時刻までのんびり過ごせて、快適の極みでした。

※「中津渓谷 ゆの森」は、休業日が毎週火曜日(祝日の場合翌日)、大晦日、元旦、水曜日月2回休業日有りとのことですので、HPで休業日を確認して行かれることをおすすめします。

バス 名野川14:50→佐川駅15:28着

行きで降りたバス停とは反対側に待合室があります。待合室内には「出発時刻前には、待合室から出て、国道沿いにいてください」と表示があったので、少し前に外にでて待っていました。表示に気が付かず、待合室にいると運転手に気がついてもらえないこともあるそうです。

スマえき(JR四国)

なるべく現金払いを少なくしたいので調べていたら、JR四国では「スマえき」なるものを見つけました。「スマえき」とは、手持ちのスマートフォンでキャッシュレスできっぷが買える、きっぷ画面提示で列車に乗れるJR四国のチケットアプリだそうです。このアプリで、クレジットカードを使って乗車券と自由席特急券が購入できます。

佐川駅15:37発→高知駅16:41着

バスと電車の乗り換え時間が9分なので、バスが遅れたら次の電車のつもりでいましたが、無事時間通りに到着。15:37発は普通列車なので、上記の「スマえき」アプリで乗車券(680円)を購入して電車に乗り込みます。高知駅の改札では、「スマえき」用のQRコード読み取り機がありますので、そこにスマホをかざし、通過します。

Kiosk高知銘品館

夕食で行きたい居酒屋が17時開店のため、ホテルに戻らず、駅構内で時間をつぶします。Kioskでお土産をチェックします。品揃えが豊富で、見ているだけでも楽しくなってくる場所です。

居酒屋土佐 

JR高知駅から徒歩2分。17:00から営業しています。予約していないので早めの時間帯を狙い、17:10頃行ってみました。テーブル席はまだ空きがありましたが、カウンター5席のうち、既に3席は埋まっていました。

鰹たたき(塩)1,800円、辛子味噌きゅうり(450円)、めひかり(焼き)(700円)、生ビール(中)&お通しで、合計3,800円でした。 

鰹たたきは厚みがあり、とても香ばしい香りがしました。塩で味がついていますが、ゆず(?)のタレでたべると、さっぱり食べられ、美味でした。めひかりも脂がのっていて美味しかったです。会計は現金のみで、お土産に?バナナをいただきました。

どれも美味しく、感じのよいお店で、高知に行ったらまた伺いたいです。

鰹たたき
めひかり

次回のブログは、3日目「祖谷のかずら橋」に行ったお話です。

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