ホテルインディゴ犬山有楽苑に宿泊して、犬山城、郡上八幡城を巡る 2024年10月【2泊3日、車なし】2日目

郡上八幡城 岐阜県

昨年2024年10月の旅行記2日目です。

郡上八幡城

「郡上八幡城」は、岐阜県郡上市にある山城であり、「岐阜の天空の城」として人気を集めています。山の自然に囲まれた城郭は季節によって、春から夏は新緑、秋は紅葉という美しい風景を楽しむことができます。 また城下町は趣のある古い町並みが広がっています。

インディゴ犬山から名鉄犬山遊園駅まで歩いていき、名鉄線で名鉄岐阜駅へ。JR岐阜駅まで歩き、駅前のロータリーにあるバス乗り場へ。八幡駅行バスに乗り、郡上八幡城下町プラザで降ります。郡上八幡城下町プラザのバス停はお土産屋さんになっていて、トイレもあります。そこから徒歩で郡上八幡城へ向かいます。坂道は急ですが車道は整備されています。途中から「少し足元は悪いですが近道です」と表示があったので階段の山道に切り替えたところ、ツライ、ツライ、ツライ。確かに近道なのですが、段差がある階段で手すりもロープがある程度で、運動不足のアラカンにはかなり厳しい道のりでした。車道を歩いて行ったほうが楽でした。

なんとか登りきると、美しい山々の景色が広がっていました。苦労して山道を登った甲斐がありました。紅葉の季節はもっと美しいことでしょう。

そばの平甚本店

吉田川近くにある蕎麦屋。11時30分頃に入店できたので、窓際の席に座り、川を眺めながら落ち着いた雰囲気で食事ができました。注文はタッチパネルで、「ざるそば・飛騨牛丼・郡上産自然薯」を注文。蕎麦はコシが強く食べ応えがあり、飛騨牛もお肉が柔らかくて美味しかったです。

蕎麦と飛騨牛丼

宗祇庵(パフェ)

蕎麦を食べたばかりなのに、パフェをいただきに「そばの平甚」近くの「宗祇庵」へ。12時頃だったので、まだお客さんがいず、川が見える席に。自分が見た限り、川が見える席は畳で座布団に座る席のみで、椅子席は別の場所にあったようでした。注文は「宗祇庵パフェセット」で冷たい抹茶にしました。パフェの表面は、郡上おどりをあしらったもので、見た目も楽しいものでした。

抹茶とパフェ

城下町散策

帰りのバスを待つ間、郡上八幡の城下町を散策しました。郡上八幡の城下町は、吉田川の清流に育まれた歴史と文化が色濃く残る風情ある町です。国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されている「職人町」「鍛冶屋町」「柳町」には、江戸時代からの面影を残す古い家々が軒を連ね、独特の袖壁や格子戸が特徴的な街並みを作っています。

10月とはいえ気温が高かったので、城下町散策はじっくり見るというよりも駆け足になってしまったのが少し心残りでしたが、それでも吉田川は涼しげで癒やされました。

郡上八幡にまつわる歴史や紀行文

郡上八幡にまつわる歴史上の人物として有名なのが山内一豊の妻・千代です。初代土佐藩主として大出世を遂げた大名「山内一豊」。その出世を支えた賢夫人として知られる「千代」は、郡上八幡城の始祖・遠藤盛数の娘という説が有力だそうです。山内一豊と妻の銅像を郡上八幡城に行く途中で見ることができます。以前のNHK大河ドラマ「功名が辻」の主人公として覚えていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。ただし、大河ドラマでは原作にならって別の地域の生まれとして描かれていたとのことです。

また、司馬遼太郎氏の大紀行文である「街道をゆく」で、郡上八幡城を訪れた時の話がほんの少しあります。旅行後に読んでみたのですが、個人的には旅行の思い出につながるお話ではなかったです。紀行文でも小説でもアニメでも、旅行することによって思い出がつながっていくと、より楽しいですよね。

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