朝から大雨
朝から大雨で小止みになるまでホテルで待機しようかと思ったのですが、退屈なので出かけることにしました。当初は立待岬を一番先に行く予定でしたが、雨なので建物に入れる場所として、旧イギリス領事館や旧函館区公会堂をまずは目指しました。
元町
ホテルから徒歩約2分で市電の「市役所前」電停へ。市電は交通ICカード利用可で、乗車時と降車時にタッチします。「函館どつく前」行に乗り「末広町」電停で下車しました。
まずは、基坂を登って旧イギリス領事館へ。旧函館区公会堂なども利用できる2〜4館共通入場券があります。2館共通入場券500円を購入。旧イギリス領事館は、ブルーの窓枠と白い壁が特徴的な美しい洋館で、領事執務室や家族居室などが再現されており、当時の様子を知ることができます。また、「開港ミュージアム」として開港の歴史や文化を紹介しています。館内には、本場英国の紅茶が楽しめるティールームが併設されています。また、庭園があり、特に春から夏にかけては、バラが咲き誇る「ローズガーデン」も見どころの一つだそうです。雨が強くて、庭園の見学は諦めて、次へ。
上り坂を更に登って、元町公園を経由して旧函館区公会堂へ。旧函館区公会堂は、函館港を見下ろす基坂の頂上に建っており、バルコニーからは函館の街並みや港の絶景が一望できます。外壁は青灰色と黄色という鮮やかなコントラストが特徴です。館内では当時の歴史や建物の見どころを紹介する展示のほか、ハイカラ衣装の着付け体験サービスなども行われています。ちょうど到着したときにハイカラ衣装を身に纏った観光客の方がいらっしゃいました。鹿鳴館を思わせる衣装を着る機会はなかなかないと思うので、良い思い出になられたことでしょう。
公会堂から教会群へ。ここからは下り坂です。途中、八幡坂があります。八幡坂は、函館山のふもとから函館港に向かってまっすぐに伸びる石畳の坂道で、坂の上からは青い海と、港に係留されている青函連絡船記念館摩周丸を正面に望むことができるそうです。訪れたとき、雨が強くて向こう側があまり見えませんでした。残念。
函館ハリストス正教会、カトリック元町教会、函館聖ヨハネ教会は外から写真を撮っただけで、内部は見学しませんでした。雨の中、濡れた傘を持って、スニーカーの着脱する気持ちになれず、ゆっくりする場所を求めて移動しました。


スナッフルスのチーズオムレット
教会群から金森赤レンガ倉庫へ。雨を避けるためにまずはスナッフルス金森洋物館店へ。ショップ、カフェ、スタンドがあります。立って食べるスタンドなら、チーズオムレットを注文するとコーヒーがサービスされます。有り難い。チーズケーキはきめ細やかでシュワッと溶ける美味しさです。写真にあるチーズオムレットの上に刺さっているコースターのようなものをスプーン代わりに使用して食します。スナッフルス金森洋物館店限定の50円クーポンチケットをプレゼントしてくれますので、商品を買う&イートインの両方を予定の方は、イートインを先にすることをおすすめします。お土産にしたかったのですが、これからいろいろ行くので、空港で買うことにして今回は諦めました。
次は倉庫街の店舗めぐりをしようかと建物を出たら、雨が止んでいたので、行先変更して回転寿司へ。

函太郎宇賀浦本店
Google mapで検索したら、直近のルートは、市電「末広町」電停から「松風町駅」電停まで、乗り換えてバス「松風町」バス停から「宇賀浦町」バス停まで。バス停から道路を渡ってすぐ。わざわざ、市電&バスに乗って来たのは、理由がふたつ。ひとつは、函館の回転寿司で一番人気があったので。2つ目は六花亭漁火通店が近かったから(近いと言ってもバスで7分ですが)。12時ちょっと前の入店で、待ちは1組のみでラッキーでした。店内で座って待つことができます。テーブル席とカウンター席があり、2名まではカウンター席のようでした。写真のほかにもう一皿注文して2,920円でした。味については正直のところ普通でした。空港で食べたお寿司が美味しすぎたので、期待しすぎたのかもしれません。

六花亭漁火通店【眺め最高!】
前日、六花亭五稜郭店で見たポスター「マルセイバターサンド(生ブルーベリー)」。気になったにもかかわらず、カフェに入れなかったショックで、買わずに帰ってしまったんです。函館市内の店舗を検索したら、漁火通店を発見。函太郎と両方に行くなら、バスに乗っても行く価値はあるかなと思い訪れました。大正解!
六花亭漁火通店は、2階がカフェになっていて、津軽海峡が一望でき、窓側のカウンター席からの眺めが素晴らしいとの口コミだったので、入店の整理券では窓側のカウンター席を指定しました。それ以外のテーブル席では待たずに入店できるようでしたが、窓側の席は15〜20分程度待ちました。でもその価値あります。口コミでは、テーブル席でも十分海が見えますとのことでしたが、一概には言えません。その日はだんだん日光が強くなって、途中からカウンター席のお客さんの希望により日除けシェードが窓の半分くらいを覆う状態に。テーブル席の人達は一面に広がる景色を見えなかったと思います。自分と隣のひとは日除けシェードを希望しなかったので、ずっと海を眺めながら過ごせました。席についたときはまだ日が強くなく、日除けシェードなしの全面の窓からの景色を楽しめ、写真もたくさん撮れたので、ラッキーでした。注文はコーヒー(400円)と雪こんチーズ(280円)。雪こんチーズはサクサクのココア入りのビスケットでベイクドチーズケーキをはさんだもので、柔らかい濃厚なチーズケーキとビスケットの食感がたまりませんでした。
カフェのお会計は1階のショップのレジでとのことだったので、「マルセイバターサンド(生ブルーベリー)」(500円)の購入とともに、支払いが一緒にできました。

ホテルで休憩
「マルセイバターサンド(生ブルーベリー)」を冷蔵庫に入れるべく、ホテルへ戻りました。ちょっと仮眠をとり、函館山の夜景に備えます。そして、寝て起きたら、我慢できずに食べてしまいました。ホテルの客室にあるネスプレッソで入れたコーヒーとともに食べる「マルセイバターサンド(生ブルーベリー)」、めちゃくちゃ美味でした。賞味期限が当日中なので、お土産にはできないのが本当に残念。函館空港では見つけられなかったので、六花亭の直営店しかないのかもしれません。次回、北海道に行ったら、必ず買おうと思います。

函館山 夕暮れ&夜景
ホテル近くの「函館朝市」バス停(ラッキーピエロ前)から17:00発「ロープウェイ前」行の北海道バスに乗りました。北海道バスは交通ICカードが使えませんが、クレジットカードのタッチ決済ができます。函館山ロープウェイのまさしく目の前に停まってくれるのでとても便利でした。市電もしくはバスで「十字街」から徒歩でロープウェイに行くルートを選ぶと、ものすごい急な坂を登らなければならないので、「ロープウェイ前」バス停まで行くバスをおすすめします。
ロープウェイ券売機前は混雑していなかったので、並ばず購入できましたが(1,800円)、ロープウエイに乗る列は長蛇の列でした。17:20の回には乗れなかったので、17:30の回へ。夕暮れが始まっていました。展望台は既に人人人で大混雑でした。うろうろしながら、写真を撮り、日没を待ちました。その日の「日の入り」は17:30で、日没まで30分と考えると18:00頃かと思い、18時の5分前に展望台を離れて、ロープウェイの下りの入口に向かいました。18:00の回の列の3番目だったので、ロープウェイの最前列を取れて、最高の眺めでした。
山麓駅に降りたのは18:15頃で、google map検索すると、十字街経由で帰るのが最短だったので、ものすごい急な坂を下り、バスで「十字街」から「市役所前」までを乗り、ホテルに戻りました。後で調べたら、「ロープウェイ前」から出るバスが18:20発と18:30発があって、あの急な坂道を下る必要がなかったことに気が付きました。ちょっと失敗。
総論は、函館山の夕暮れと夜景を両方を楽しめて、良い思い出となりました。


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