門司港、唐津城、太宰府を巡る旅行記【2泊3日、車なし】1日目

関門橋 国内旅行

旅行日程

昨年2024年9月の旅行記です。JAL便で羽田〜福岡空港を往復し、ホテル日航福岡に宿泊しました。1日目は福岡県門司港へ、2日目に佐賀県の唐津城へ、3日目の最終日に太宰府に行って来ました。初福岡なのに、福岡市内は観光してません。

福岡空港は便利、博多駅は広い!

福岡空港(国内線ターミナル)から博多駅は地下鉄で5分という驚異的な近さです。国内でも海外でもここまで主要駅に近い空港は思いつきません。レストランも数多くありますし、ビジネスにも観光にもとても便利なところだと思います。九州を巡る旅をするなら、福岡空港まで飛行機で、そのあと、九州新幹線でほかの地域に行くというのも時間効率的に良いかなと思いました。今度ルートを考えてみたいと思います。

また、博多駅は想像以上に大きな駅で、気をつけないと迷子になってしまうほどです。博多駅では昨年も今年も、自分の位置を見失いました。コインロッカーを利用される方は、自分が預けた場所をgoogle mapに記録しておくなどされることをおすすめします。

1日目は門司港へ

北九州市にある門司港は、明治から昭和初期にかけて国際貿易港として栄えた港町です。明治・大正時代に建てられた趣のある建物が多く残っており、ノスタルジックな雰囲気を醸し出していて、当時の姿を修復、復元した地区で、「門司港レトロ」として観光の中心となっているそうです。また関門海峡に面しており、雄大な景色を楽しむことができます。

博多駅から門司港駅までは、新幹線で小倉駅まで行き、在来線に乗り換えて、約50分でした。在来線の快速の場合、約1時間40分で行けるようです。在来線の快速にはタイミングが合わず、差額が600円程度だったので、新幹線を利用してしまいました。

観光スポット

門司港駅周辺にある、歴史的建造物である門司港駅、旧門司税関、旧大阪商船、旧門司三井倶楽部を外から眺めます。そのあと港に向かい、門司港レトロにある歩行者専用のはね橋である「ブルーウィングもじ」がちょうど跳ね上がるところだったのでその様子を見ながら、関門橋と関門海峡の風景も楽しみます。海沿いを橋とは反対側に歩き、関門海峡ミュージアムへ。

関門海峡ミュージアム

関門海峡ミュージアムは、「関門海峡をまるごと楽しむ体験型博物館」として展示と映像で関門海峡を紹介するミュージアムです。海峡にまつわる歴史を再現した「海峡アトリウム」「海峡歴史回廊」をはじめ、大正時代の街並みを再現した「海峡レトロ通り」など見どころ満載です。特に興味深かったのは、「海峡歴史回廊」で源平合戦の「壇ノ浦の戦い」や、宮本武蔵と佐々木小次郎の「巌流島の決闘」、幕末の「馬関戦争」といった関門海峡の歴史を、精巧な人形やジオラマで再現した展示です。また、4階にあるカフェから関門海峡を臨むことができて、珈琲を飲みながらゆっくりできました。次の電車までの時間調整する場所として最適でした。

門司港が舞台の小説

町田そのこさんの小説「コンビニ兄弟」シリーズは門司港が舞台です。この小説は門司港にあるコンビニを舞台に、個性的な店長や客たちが織りなす心温まる連作短編集です。門司港を訪れたときは、まだこの小説について知らなかったのですが、読んだときは門司港の景色を思い出しながら、小説を堪能しました。これから門司港を訪れるかたは是非読んでみてください。

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