ホテルセンチュリーマリーナ函館 宿泊記2025年9月

センチュリーマリーナ函館 客室 北海道

ホテルセンチュリーマリーナ函館

ホテルセンチュリーマリーナ函館は、「朝食がおいしいホテルランキング全国1位」にも輝いたことがある、朝食ビュッフェが人気のホテルで、JR函館駅から徒歩約5分、函館朝市まで徒歩約2分、金森赤レンガ倉庫まで徒歩約10分と、主要な観光スポットに近く便利な場所にあります。ホテル内には、飲料水の自動販売機、コインランドリーや電子レンジが設置されています。またショップ(売店)、レストラン、バー、湯上がり処ラウンジもあり、ホテル内で食事をすることもできます。コンビニも敷地の目の前にセブンイレブンがあり、日用品の購入にも便利です。

客室

ホテル予約サイト「一休」で「お部屋タイプお任せ、朝食付き」を予約し、実際アサインされたのは、スタンダードダブルの客室でした。約20㎡の広さ、シモンズ社との共同開発によるオリジナルベッド(幅150cm)、PCを広げることができるデスク、窓側にソファと半月テーブルがありました。洗面所とトイレは別となっていて、トイレの横にはシャワールームがありました。大浴場がありますので、バスタブがなくても問題なしでした。部屋着は上下セパレイトタイプの「館内着」と1枚仕立の「室内着」があり、「館内着」は大浴場や朝食会場にも着ていくことができます。客室の入口照明は人感センサーになっていて、これが何気に便利でした。スロットにカードキーを入れると照明がつくようになっているホテルが多く(このホテルもそう)、夜やカーテンが閉じてある状態だと部屋の中がよく見えず困るのですが、人感センサーで入口が明るくなるので、落ち着いてスロットにカードキーを入れられました。

また、連泊する場合の掃除について、チェックインのときに聞かれました。最近は様々なホテルでeco清掃の取り組みをしていて、自分もいつもeco清掃を選択しているのですが、このホテルはeco清掃を推進するのが上手だなと思いました。宿泊客から掃除不要の申し出がある場合、ホテル内で利用できる1,000円相当のクーポンを提供してくれるのです。1階のバー、2階のショップ、14階の湯上がり処ラウンジで使えるとのことで、ホテル側はSDGSに取り組め、清掃にかかる時間を短縮でき、宿泊客はお得なクーポンを利用できるというWIN-WINな関係を築けていますよね。補足ながら「掃除不要」と言っても、タオルと歯ブラシを紙袋に入れて、ドアノブにかけてくれます。タオルは毎日綺麗なものを使いたい自分も安心して、eco清掃を選択できました。

エレベーター

エレベーターは2箇所あり、東側エレベーターは6階まで、西側エレベーターは低層階は1,2,6階以外止まらず6階〜15階までという運用でした。自分の部屋は4階で西側エレベーターのすぐ近くでしたが、東側エレベーターまで歩いていく必要がありました。また、14階の大浴場(温泉・スパ)へは東側エレベーターで直接行けないので、1,2,6階のどこかで乗り換える必要がありました。4階からですと6階経由が一番近いのですが、6階フロアは客室のみで廊下を曲がったりして距離としては結構あったので、ショップ(売店)がある2階を経由して向かっていました。2階はショップの照明でとても明るく、廊下をほぼまっすぐ進めば反対側のエレベーターにつきます。女性でひとり旅の方は、1階か2階を経由するほうが安心して移動できると思います。

温泉・スパ

14階、15階に天然温泉の大浴場「天然温泉スパステラ」があり、最上階にはベイエリアや函館山を一望できる「天空露天風呂(インフィニティSPA)」があります。

タオルは置いていないので、部屋にあるタオルを、クローゼットにある黒のバックに館内着とともに入れて持っていきます。貴重品は客室のセキュリティボックまたは14階の下駄箱横にある貴重品ロッカーに預けることができます。また、お風呂の混雑具合の目安が部屋のテレビでチェックできますので、時間調整に便利です。

女性用大浴場の入口にはカードキーリーダーがあり、女性客の部屋カードキーが専用キーになります。

14階大浴場は、洗い場も十分数があり、浴槽もびっくりするほど広かったです。高温の風呂、小さめの露天風呂、サウナがあります。14階から15階へは内階段で行き、階段の上がったところにはバスタオルも置いてありました。15階は大きな天空露天風呂で、半分面積の「寝そべり」タイプでした。デッキタイプの椅子もあり、のぼせ対策もしっかりしています。夜しかはいっていないので、夜景しか見ていませんが、昼間の景色は解放感たっぷりでしょうね。

14階には、「湯上がり処ステララウンジ」(19:00〜23:00)があり、サッポロクラシック、ソフトクリーム、函館ラーメンなどの飲料、軽食をいただくことができます。

1,000円のホテルクーポンはここで利用しました。函館ラーメン(S)700円、サッポロクラシックグラス550円計1,250円で、精算はチェックアウトのとき、フロントで精算してくださいと言われました。函館の夜景を見ながら、風呂上がりにビールとラーメンは最高ですね。

夜景と函館ラーメンとサッポロクラシック

ピローズバーやアロマバー

2階にあるショップ「ユーヨーマルシェ」内には、ピローズバーやアロマバーがあり、好みの枕やアロマを選べるサービスがあります。
ピローズバー&アロマバーの営業時間は17:00〜22:00で、枕は数が限られているため、早めの時間に行くほうが選択肢が多いです。1日目の18:30頃に行ったのですが、係の方に「横向きで寝る」旨を伝えると、高さが低めの低反発枕を進められました。枕カバーとともに借ります。気にいれば、そのまま部屋に置いてチェックアウトして良し。もし2日目に違うものと交換したければ、上記のレンタル開始時間にショップに持ってくるように言われました。
アロマに関しては、約20種類のアロマが用意されており、香りをかいでみて、選ぶことができます。選んだアロマはアロマストーンに数滴たらして、持ち運べるようにしてくれます。アロマストーンはチェックアウト時にフロントで返却。連泊なら、アロマバーの営業時間内にアロマストーンを返却し、新しいアロマを選ぶことができます。

朝食

朝食のビュッフェが人気で、ホテルセンチュリーマリーナ函館の代名詞となっているほどです。朝食会場は2階で、営業時間は6:30〜11:00です。

スパークリングワイン、日本酒などのアルコール飲料も朝食で提供しているのは珍しいです。お酒好きな方には、それだけでも嬉しいはずです。

そして、北海道の海の幸であるいくら、イカ、サーモン、漬けマグロ、マグロ、帆立、甘エビなどがふんだんに並べてあって、自分のオリジナルの海鮮丼が作れます。

ご飯はおひつに入れたものを巾着で覆った状態で置いてあり、見た目も可愛く、かつご飯をよそる時間を短縮できて(行列解消)、よく考えられているなあと感心しました。

オムレツコーナーがあり、いくつかの具材をお好みで作ってくれます。洋風ならエッグベネディクト、スクランブルエッグが、和風なら温泉卵、だし巻き卵などがありました。野菜は、サラダバーは勿論、蒸し野菜も用意されていました。スープカレーや塩・味噌ラーメンなど北海道の名物、その他様々な料理がありました。

デザートも豊富で、各種ケーキ、エッグタルト、焼き立てホットケーキ、フルーツ、ヨーグルトがあり、飲み物も牛乳、ジュース、スムージー、コーヒー、紅茶などがありました。

個人的には帆立、甘エビ、アサイースムージー、メロンが良かったです。2泊でも食べきれない品数が豊富なビュッフェで、見るだけでもワクワクしました。

センチュリーマリーナ函館朝食その1
センチュリーマリーナ函館朝食その2

まとめ

さすが朝食日本一のホテルです。品数が豊富、食欲が湧く彩りある料理で、宿泊客を喜ばす工夫が素晴らしかったです。大浴場の景色も絶景で、スパ目的で日帰り温泉を利用する旅行客の気持ちがよくわかります。また、アロマのサービスも良かったです。函館駅から徒歩5分に加えて、市電の電停も函館山へ行くバス停も近くて、車なしの観光でも全く問題なかったです。ちなみに、お値段ですが、「一休」で「お部屋タイプお任せ、朝食付き」は2泊37,000円のところ、一休のポイント9,150円を即時利用して、差し引き27,850円でした。記憶が曖昧なのですが、確かホテルセンチュリーマリーナ函館が一休のポイントアップの対象になっていた時で9,150円も割引できたんだと思います。結果、1泊約14,000円(朝食込み)で泊まれたのは有り難かったです。「また来たい」と思わせるホテルで、リピーターが多いのも納得でした。

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