日帰りで天草へ
2日目は熊本から日帰りで天草へ行ってきました。熊本桜町バスターミナルや熊本駅からバスで天草本渡バスターミナルへ2時間半、本渡バスターミナルから「天草ぐるっと周遊バス」で半日回れます。この周遊バスを見つけたときは気が付かなったのですが、火曜日が運休日でした。残念ながら今回火曜日しか行ける日がなかったので、本渡バスターミナルから観光タクシーをお願いしました。ぐるっと周遊バスのHPに観光タクシーの電話番号、コース、料金がきちんと掲載してあって、電話がしやすかったです。また、想定していなかったのですが、運転手さんがガイドもしてくださいました。
熊本桜町バスターミナルから天草本渡バスターミナル
9:25熊本桜町バスターミナル発に乗りました。桜町バスターミナルまでは日航熊本から徒歩15分程度です。天草までのバス乗車券は片道2500円×2の5000円のところ、往復券を購入すると4300円となります。バスターミナル内の券売機で購入できました。現金もしくはクレジットカード(決済端末に差込)が使えます。桜町バスターミナルは乗り場ごとにベンチや並べるスペースがあるので、早めに行って並んでました。定刻通り出発して、到着は15分遅れの12:15天草本渡バスターミナルに到着しました。参考までに途中、松島というバス停でトイレ休憩(コンビニのトイレ)が設定されていました。またバス内にトイレもありました。
到着後、徒歩で5分の天草地魚料理いけすやまもとでランチしました。超贅沢海鮮丼をいただきました。新鮮なお刺身がプリプリで、美味しかったです。また、目の前のいけすにいろいろな魚がいて、目でも楽しめました。なお、現金しか対応していませんでした。
天草観光
帰りの熊本駅行バスが17:30発だったので、タクシーを13:00〜17:00で4時間コース(﨑津教会・天草コレジヨ館・大江教会・天草ロザリオ館・十三仏公園)をお願いしました。待ち合わせは本渡バスターミナルの待合室にして、座って待っていると名前を記載したボードを持って、運転手さんが迎えに来てくれました。まずは天草コレジヨ館へ向かいます。運転手さんのご好意で途中の「道の駅 宮地岳 かかしの里」にも寄ってもらいました。旧小学校の校舎を改装し、屋内・屋外にかかしの展示があります。運転手さん曰く、かかしの祭もあるそうです。
天草コレジヨ館
天草コレジヨ館は、16世紀末に天草に設立されたキリシタンの教育機関「天草コレジヨ(学林)」の歴史や、活版印刷機によって出版された「天草版」と呼ばれる書物など、当時のキリシタン文化や南蛮文化について紹介している資料館です。
﨑津教会
﨑津教会は、漁村である﨑津の集落の中にひっそりと佇むゴシック様式の教会です。畳敷きの内部が特徴的で、禁教時代に踏み絵が行われた庄屋跡に建てられたと言われています。
教会の中に畳があるというのがキリシタン禁制の歴史を感じます。
大江教会
大江教会は、白いロマネスク様式の美しい教会で、﨑津教会とは対照的に、小高い丘の上に建ち、その白い外観が青い空や海に映える景観が特徴です。禁教が解かれた後、外国人宣教師の指導のもと、信徒たちが資金を出し合って建立しました。
天草ロザリオ館
天草ロザリオ館は、天草・島原の乱(島原の乱)で亡くなった殉教者たちを慰霊し、その歴史を伝えるために建てられた資料館です。天草の乱の背景や経緯、そして乱後のキリシタンの信仰のあり方について、貴重な資料や展示を通して学ぶことができます。館内には、信徒が隠れて信仰を守り続けた潜伏キリシタンに関する資料も多く展示されています。
十三仏公園
十三仏公園は、妙見浦から白鶴浜海水浴場までを一望でき、夕陽の見えるポイントとして名高い公園です。妙見浦は、天草西海岸を代表する岩礁で、十三仏公園側から見ると象の形をしているように見えます。
また来たい、天草
青い海と雄大な山に囲まれた天草。言葉では聞いていても、実際に見たらその絶景に感動します。今回は半日だけでしたが、次は1週間くらい滞在して、天草をいろいろと巡りたいです。
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