青森県立美術館
天気予報によると午前中は雨で午後は曇りとのことでしたので、午前中は青森県立美術館に行き、午後から三内丸山遺跡に行くことにしました。路線バス(S51県立美術館線)でドーミーインからの最寄りのバス停の「八甲通り」から向かいました。始発バス停は青森駅だったので既に満席で座れることはできませんでした。乗車時間は20分くらいでしたので座りたい場合は青森駅から乗った方が良いと思います。美術館はコレクション展と常設展があり、常設展は青森県を代表する芸術家棟方志功氏や世界的な現代美術家奈良美智氏の作品を展示しています。特に奈良美智氏の「あおもり犬」は有名で、美術館のシンボルです。残念ながら、行ったときは連絡通路閉鎖期間中で近くまで行けなかったのですが、ガラス越しでも真っ白な大きな犬の像は可愛らしいのになんだか寂しそうで心惹かれます。また吹き抜けの大空間にあるシャガール画も圧巻でした。
三内丸山遺跡に行こうにもまだ雨が降っていたので、美術館内のカフェ「4匹の猫」でアップルパイと紅茶をいただきました。王道的なアップルパイで美味しかったです。カフェも落ち着いた雰囲気でした。カフェのそばにあるミュージアムショップには奈良美智氏の「あおもり犬」グッズなども置いてあり、お土産に良いかもしれません。
三内丸山遺跡
日本最大級の縄文集落跡で国の特別史跡に指定されている三内丸山遺跡。青森県立美術館から徒歩で10分程度(時間帯があえばバスでも行けます)で到着しました。三内丸山遺跡内にある縄文時遊館で入場料を支払い、遺跡に入る前に案内動画を見て、基礎知識を学びます。時間帯によってはボランティアガイドさんの説明(50分)を聞きながら、遺跡をまわれるようでした。帰りのバスの時間に合わないので、自由に回りました。小雨がまだ降っており、かなり寒かったですが、復元された住居、建物や土偶などを見ると、太古の時代から人間は進化を目指していたことに感動しました。
三内丸山遺跡のバス停はふたつあり、少し離れています。グリーンラインの路線バスとレッドラインのルートバスねぶたん号。ねぶたん号は新青森駅行と青森駅行があります。縄文時遊館にバスの時刻表があるので、そこで確認されるとよいかもしれません。自分は勘違いしてねぶたん号は新青森駅行のみだと思い込んで、先に出発したねぶたん号を見送り、路線バスに乗って帰りました。思い込みは怖いですね。
今回、雨だったので美術館を先に見ましたが、三内丸山遺跡のボランティアガイドの時間帯に合わせてバスで向かい、遺跡を堪能してから美術館に向かう方が効率に回れたと思います。
パンとエスプレッソと樹の下で
路線バスで青森駅に向かう途中、バスの窓からベーカリーカフェの「パンとエスプレッソと樹の下で」を見つけました。パン好きな方に有名なお店です。東京の神宮前の店舗はいつも大行列と噂があり、恐ろしくて行ったことがありません。ミズマチの「むうや」にオープン当時、1回だけ伺っただけです。青森店は直営店ではなく、のれんわけしたお店のようでしたが、お店に行けるチャンスと思い、早速行ってみました。注文したのは「鉄板フレンチトースト〜青森りんごのタルトタタン風〜」です。お店の看板商品である食パンのムーを使用した鉄板フレンチトーストに、青森県産りんごのキャラメリゼ、ミルクジェラートをトッピングしてあります。ムーはバターをふんだんに使ったデニッシュっぽい食パンで、フレンチトーストならではのもっと甘いものを想像していたのですが、メイプルシロップはなく、りんごのキャラメリゼもミルクジェラートもさっぱりとした味わいでした。
A FACTORY内の「あら、りんご」
青森駅に向かい、近くのA FACTORYを覗きます。店舗のひとつである「あら、りんご」の「ピンクレディのタルトタタン」をテイクアウトしました。アップルパイよりもタルトタタン派なんですが、タルトタタンはなかなかないので、見つけたら即買いです。ホテルでいただいたのですが、こちらもさっぱりとした感じでした。美味しかったのですが、自分は甘い方が好きなんです。
居酒屋
ドーミーインでは部屋のカードキーを入れる紙が近隣の居酒屋の優待券になっていることがあります。今回、チラシに記載された「海鮮居酒屋 魚鮮水産」に行きました。上記の写真の前側の3点(勘八、生鮪、真鯛)がサービスでした。豪華です。ドーミーインさん、ありがとうございました。他に刺身盛り合わせの後ろ側の中トロ、生鮪、帆立の刺し身、帆立貝焼き味噌などもいただきました。個室というかひとつひとつのブースが区切ってあり、落ち着いて食事ができました。
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