京都の紅葉観光おすすめコース 一乗寺エリア

修学院離宮 京都府

京都 一乗寺エリア

京都の一乗寺エリアは、京都市左京区の洛北に位置し、叡山電鉄の「一乗寺駅」を中心とした地域です。圓光寺、詩仙堂、曼殊院、修学院離宮など、紅葉の名所として知られる寺院や格式高い名庭が多く集積しています。

圓光寺

圓光寺は、臨済宗南禅寺派の寺院で、徳川家康が教学のために、足利学校の僧、閑室元佶を招いて伏見に建立し、圓光寺学校としたのが起こりだそうです。

寺内には運慶作と伝わる千手観音像、元佶像をはじめ、円山応挙作の「竹林図屏風」などがあります。庭園には洛北でもっとも古いとされる栖龍池があり、竹林の中を歩くことができ、裏手にある東照宮からは京都の街を一望できます。秋の紅葉名所としても有名で、紅葉の時期は圓光寺のHPでの事前予約が必要です。

圓光寺のHPは、こちら

下記の写真は2021年11月下旬のものです。

圓光寺

詩仙堂

詩仙堂は、正式には丈山寺といい、曹洞宗の寺院です。徳川家康の家臣で、漢詩人・作庭家としても知られる石川丈山が、隠棲のため建立した山荘に始まります。中国の詩仙36人の肖像を狩野探幽に描かせ、丈山自らが詩を書いて掲げた詩仙の間を中心にしていることから「詩仙堂」と称されたそうです。丈山の発案とされる「鹿おどし」が響く庭園は、四季折々の趣が楽しめ、とくに初夏のサツキと秋の紅葉が有名です。

下記の写真は2021年11月下旬のものです。

詩仙堂

曼殊院門跡

曼殊院は、平安時代に始まる天台宗の寺院で、伝教大師最澄が比叡の地に創建されたのが始まりです。門跡というのは、皇室一門の方々が住職であったことを意味し、室町期以降、門跡寺院となり、その優雅な佇まいから「小さな桂離宮」とも呼ばれているそうです。桂離宮をしのばせる雅なたたずまいと意匠の数々は、桂離宮を営んだ智仁親王の子・良尚法親王が現在地に寺を移し、造営を手がけたためだそうです。

庭園は白砂や松の美しい枯山水で、春には霧島つつじが咲きほこり、紅葉の名勝としても有名です。

赤山禅院

赤山禅院は、平安時代に創建された天台宗の寺院で、比叡山延暦寺の別院(塔頭)の一つです。都の鬼門を守る役割を担い、古くから厚い信仰を集めてきた場所です。

本尊の赤山大明神は、日本の祖神として信仰されており、赤山禅院は、平安京の東北にあり、表鬼門に当たることから、赤山大明神は、皇城の表鬼門の鎮守としてまつられました。陰陽道では北と西は陰、東と南は陽とされ、その境目である東北と西南は、陰陽が反転するところで、鬼が出入りする忌むべき方角とされ、東北は表鬼門、西南は裏鬼門と呼ばれます。表鬼門を守護するしるしとして、赤山禅院の拝殿の屋根には、鬼門除けの猿が置かれています。

修学院離宮

修学院離宮は、江戸時代、後水尾上皇が比叡山麓に造営した山荘で、現在は宮内庁が管理しています。比叡山裾の高低差を利用して、上・中・下の3つの離宮で構成されており、総面積は約54万平方メートルという広大な敷地です。三つの離宮は、それぞれに趣向が凝らされ、周囲の田畑風景のなかに高貴さとのどかさが調和し、雄大な美しさをもつ庭園です。修学院離宮の参観には事前の予約申し込みが必要となります(空きがあれば当日申込可)。拝観料は無料。参観の際は、本人確認できるもの(運転免許証・マイナンバーカード等)の提示が必要。

修学院離宮のHPは、こちら

自分は昨年2024年11月上旬に参観しました。出町柳駅から叡山電鉄に乗って、修学院駅で下車し、徒歩15〜20分です。修学院離宮の門の前に椅子があって、時間まで座って待てるのが有り難かったです。参観の所要時間は約80分で、順路は約 3キロメートルあり、職員のかたが案内してくださいます。総表門から入り、下離宮、中離宮、上離宮の順番で参観します。離宮の間を松並木の道が繋いでいて、その周囲の田畑風景も絵画のようでした。中離宮の客殿の杉戸に描かれた鯉の絵は網がかかっており、理由が鯉が逃げ出す伝説があるからだそうです。面白いですよね。高台にある上離宮の隣雲亭からは、浴龍池と呼ばれる大きな池や、その背後に広がる京都の市街地や周囲の山々などを一望でき、素晴らしいです。

修学院離宮
修学院離宮

まとめ

一乗寺エリアまでは、叡山電鉄の「一乗寺駅」から徒歩約20分。バス停「一乗寺清水町」から徒歩約15分。お寺巡りでかなり歩くので、エリアまではタクシーで行って、帰りはバスで帰るというもありだと思います。圓光寺から修学院離宮まで徒歩で回ることができます。予約が必要なのは圓光寺と修学院離宮で、特に紅葉の時期の修学院離宮は予約でいっぱいかと思いますので、早めに予約されることをおすすめします。

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