おこしバス(京都定期観光バス)
京都は車なしでも電車・路線バスで様々な観光地に行くことができます。ただ、どうしても行くにくい場所はあるので、そういう場合には定期観光バスを利用しています。おこしバスは定番コースも良いですが、期間限定コースがおすすめです。期間限定コースは、「その時しか見られない・体験できない京都」に焦点を当て、それを最も快適で効率的に楽しむための工夫が凝らされているのが最大の魅力です。
特に秋の紅葉の時期はコース数も多く、「京都もみじ紀行」8コースや「紅葉ライトアップ」5コースが用意されています。
おこしバスの詳細はこちら。
~京都もみじ紀行~高雄散策コース
自分は2024年11月上旬に「~京都もみじ紀行~高雄散策」に参加しましたので、内容をご紹介します。高雄エリアは紅葉が早めと聞いていたのですが、昨年の11月上旬ではまだまだでした。
<<コース内容>>京都駅烏丸口発着
高山寺・石水院、高雄・槇尾散策(自由散策 約140分)、あだし野念仏寺、高雄もみぢ家(ランチ)
高雄は清滝川の渓谷沿いの栂尾、槙尾とともに三尾と呼ばれ、古くから紅葉の名勝として有名です。路線バスでも行くことはできますが、1時間に1本程度なので、上手にスケジューリングする必要がありそうでした。おこしバスのコースはランチ付きで、京都を知り尽くしたガイドさんが同行してくれるため、個人旅行では得られないお話を聞きながら観光できるのが魅力です。
「おこしバス」は、電話もしくはインターネットで予約し、当日発車時刻の10分前までにのりば窓口で支払うシステムです。支払い時に座席指定乗車券を受け取ります。
高山寺・石水院
「高山寺」は、世界遺産にも登録されている、自然豊かな古刹です。鎌倉時代の初め、明恵上人が後鳥羽上皇から寺域を賜り、高山寺として再興したそうです。日本最古の漫画とも呼ばれる、墨線だけで動物や人物を躍動感あふれる筆致で描いた絵巻物である「鳥獣人物戯画」の所蔵寺院として非常に有名です(寺院で展示されているのは複製)。また、高山寺は日本ではじめて茶が作られた場所として知られています。
「石水院」は、高山寺の魅力を象徴する、非常に歴史的価値の高い建物です。鎌倉時代初期の寝殿造りの面影を残す貴重な遺構で、明恵上人時代の唯一の建物とされています。

神護寺
高雄山の中腹に建つ真言宗の古刹です。神護寺の前身である高雄山寺では、弘法大師空海がここを活動の拠点としたそうです。国宝の薬師如来像をはじめ、平安時代初期から鎌倉時代初期にわたる多くの寺宝や日本三名鐘のひとつとされる国宝の梵鐘を有します。
高雄もみぢ家から階段を下りて高雄橋で清滝川を渡ると400段ほどの昇り階段が続きます。400段ほどの階段がアラカンにはキツイキツイ。だからこそ登りきったときの達成感がたまりません。

西明寺
高雄山・神護寺、栂尾山・高山寺とともに、三尾の古刹の一つとして知られています。弘法大師空海の高弟、智泉が神護寺の別院として創建したといわれています。本堂に安置されている本尊は、運慶作と伝わる釈迦如来像で、重要文化財に指定されています。新緑、紅葉、雪景色と、四季折々の美しさにつつまれた静かな山寺です。
神護寺からは、高雄橋まで戻り清滝川沿いを歩きます。灌頂橋に到着すると、裏門から西明寺に入ることができますが、表門から入りたいため、そのまま清滝川沿いを進むと朱色の指月橋が現われます。指月橋を渡ると参道の石段が現われ、石段を登ると表門に着きます。本堂や聖天堂を拝観したあと、 今度は裏門から出て灌頂橋を渡り、高雄橋経由で高雄もみぢ家まで戻り、バスに乗り込み、次の目的地へ。

あだし野念仏寺
「あだし野念仏寺」は京都嵐山の奥にある奥嵯峨の山麓にあります。 この地は平安時代から葬送の地とされており、弘法大師空海がこの地に埋葬された人々を祀るため、 五智山如来寺を開創したのが最初とされています。境内にまつられる約8000もの石仏や石塔は、一帯に葬られた人の墓で、何百年という歳月で無縁仏となり散乱していたものを、明治中期に掘り出して集めたものだそうです。
まとめ
近年の京都は電車もバスも混雑していて、観光地に到着する前に疲れてしまったりします。目的地まで観光バスで座って行くことができ、ランチに並ぶ必要もなく、バスガイドさんの説明も楽しい定期観光バスは混雑する秋の紅葉の時期に特におすすめです。

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