旅行計画
函館は約15年ぶりの2回目です。1回目は大沼をメインにした旅行で、函館は函館山くらいしか記憶に残っていません。なので、初!函館の気分で、今年9月下旬に函館の観光地を車なしで巡ることにしました。羽田発函館行のJAL便は7:30発のあとは13:00発で、7:30の便は始発でもギリギリなので避けたい、でも13:00発の便はその日に観光ができず時間がもったいないと思い、往路をANAの羽田9:45発、復路をJALの函館15:05発の両方とも特典航空券で予約しました。ANAもJALもマイルを持っていると本当に便利です。
ホテルは、朝食が人気で有名な「センチュリーマリーナ函館」にしました。
函館空港11:15着→1F到着ロビーのヤマト運輸へ
定刻より少し遅れて函館空港に11:15頃到着して、まずは1F到着ロビーのヤマト運輸へ向かいました。この日はホテルに向かう前に、トラピスチヌ修道院と五稜郭を観光する予定だったので、荷物をヤマトの「手ぶらサービス」でホテルに送ってもらうことにしました。料金はサイズによって違い、自分の荷物(小さなボストンバッグ)は1,530円(現金のみ)でした。店員さんにホテル名を告げると、ホテル一覧表を出してくれて、そこに住所も記載してあるので、自分で住所を調べる必要がなくて楽でした。以前、熊本空港で「手ぶらサービス」を利用したときは、自分で住所を調べる必要があったので、函館空港のほうが親切ですね。ただ、熊本空港では荷物を汚れないようにビニール袋でぐるぐる巻きしてくれたのですが、函館空港ではそのままだったので、リュックでなくボストンバッグで来たのは正解でした(リュックは背中が当たるところを汚したくないので、預けるときに気を使います)。
鮨みつや(函館空港1F到着ロビー)
バス出発時刻までまだ少し時間があったので、空港内を散策していたら、寿司屋(立ち食い)を発見。この時11:30でバス出発まで約20分。まだ誰も客がいなくて待たなそうだと思い、おまかせ5貫(1,650円)を注文。大将がサクサクと握ってくれて、美しい鮨が目の前に。めちゃくちゃ美味でした。大将も女性の定員さんも凄く感じが良くて、立ち食いとは思えないほど居心地も良かったです。もっと食べたかったけれどバスの出発時刻が近づいたので、帰りの便で寄ることを心に決め、バス停へ。

トラピスチヌ修道院(函館空港11:51発→12:00着)
函館バスで、函館空港11:51発→12:00着トラピスチヌ修道院に向かいました。函館バスは交通ICカードが使えるので、小銭を用意する必要がなく、スムーズに乗り降りできます。1日乗車券や24時間乗車券などお得なチケットもあります。今回の旅では、2日目が雨の予報で予定通りに行動できない可能性があったので、柔軟性をもたせるために1日乗車券などは購入しませんでした。
「トラピスチヌ修道院」は、日本初の女子観想修道院として1898(明治31)年に創立。修道女たちの生活の場である修道院内部には入れませんが、前庭や資料館、売店などは一般に公開されており、観光スポットとしても有名です。煉瓦造りの聖堂や修道院の建物は、ゴシックとロマネスクが混在したデザインで、異国情緒あふれる美しい景観が特徴です。

12時すぎに聖堂前にいたのですが、鐘の音が響き渡って、ヨーロッパの修道院と同じような煉瓦造りの外観と相まって、日本とは思えない雰囲気でした。売店ではクッキーなどが販売されています。プレーンクッキー(480円)を購入したのですが、素朴な味で美味しかったです。ただ散策時間としては、売店に寄る時間も含めても15分〜20分もあれば十分で、函館駅行のバスの出発時刻まで時間が余ってしまいました。ネットで調べると、すぐそばに市民公園「市民の森」の、ビジターセンターにある売店があり、ソフトクリームが人気とのことだったので、そちらへ。いちごのソフトクリーム(430円)を注文して、売店内の休憩所でいただきました。いちごの甘さとさっぱりとした味わいでした。
五稜郭タワー前(13:10発→13:45着)割引チケット購入
トラピスチヌ前から13:10発函館駅行のバスに乗り、五稜郭タワー前で降りました。市民公園で時間をつぶしている間に五稜郭タワーのチケットについて調べていると、コンビニで買うと割引になることを知り、五稜郭タワー近くのセブンイレブンへ。マルチコピー機で「チケット」→「JTB」→「番号で指定」→「商品番号入力(番号は下記HP参照)」すると、レシートが印刷されるので、レジに持っていき、レジで支払い&発券となります。支払い方法は現金もしくはクレジットカードでした。大人1,200円→1,080円となります。当日購入しても大丈夫です。ただし、取消・払戻不可なのでご注意を。発券したチケットは専用チケットへの交換不要で、チケット販売の列に並ぶことなく、直接エレベーター前へ並べるので、時間短縮にもなります。自分はこのチケットの存在を直前に知ったので、バス停からコンビニに寄ってから(ちょっと遠回り)五稜郭タワーに行くことになりましたが、空港のローソンで発券していたらもっと楽だったと思います。

五稜郭タワー
上記のとおり、既にチケットを持っているので、直接エレベーター前へ。チケット売り場は並んでいたので、待たずに進めて良かったです。展望台からは五稜郭の五角形の姿が綺麗に見えて、想像以上の美しさで、桜の季節に人気の観光地となるのに納得でした。来年の花見は函館も候補に入れてみようと思います。
五稜郭公園内 箱館奉行所
タワーの展望台から降りて、箱館奉行所へ。五稜郭公園は無料ですが、こちらは有料(500円)です。箱館奉行所は、江戸時代末期に日本の北辺防備の拠点として、また開港に伴う諸外国との外交交渉や蝦夷地(北海道)の統治を行うために設置された江戸幕府の役所です。古写真や文献資料、発掘調査の結果などに基づき、当時の姿を再現するため復元工事が行われたそうです。
六花亭五稜郭店 15:00着
五稜郭公園を散策した後は六花亭五稜郭店へ。カフェで休憩したかったのですが、入店15:00の時点で待ち人数はなんと15組。しかもラストオーダーは15:30。どう考えても無理な気がしましたが、ショップを見ながら、様子を見ました。店内は五稜郭公園に面した大きな窓、ショップ、カフェという配置で、ショップ内には買い物する大勢の人達で溢れていて、カフェから五稜郭公園を見ることはできないようでした。カフェを待つ人用の椅子はなく、ショップ内の壁側に4〜5個の椅子があるだけで、店内で待つのは難しいと判断して、函館駅へ向かうことにしました。
函館駅へ
六花亭五稜郭店を出て、函館駅に向かうルートをgoogle mapで調べたら、すぐ近くの「図書館前」から函館駅行のバスがあり、あまり歩かずに済みました。リアルタイムで提示してくれるgoogle mapは本当に便利です。
プティ・メルヴィーユ函館駅前店 16:30着
函館駅前のバス乗り場から、まずは函館駅の中を探検しました。1Fのお土産屋のほか、2Fにはタリーズやラーメン店がありました。休憩したかったので、函館駅前にある複合施設「ハコビバ」にあるプティ・メルヴィーユ函館駅前店へ。かぼちゃプリンとコーヒーを注文(900円)。かぼちゃプリンは甘さ控えめで、かぼちゃの風味豊かで美味しかったです。プティ・メルヴィーユは、「メルチーズ」という一口サイズのチーズスフレが有名だそうです。今回食べる機会がなかったのですが、次回はチャレンジしたいです。
少し休憩した後、ラッキーピエロに向かう途中、函館駅近くのダイコクドラッグへ寄りました。旅行中、ドラッグストアが近くにあれば、ペットボトル飲料はそこで買うことにしています(小さな節約)。そのダイコクドラッグでは緑茶(127円)を購入しました。東京のマツキヨだと100円くらいで緑茶が買えるんですが、あまり安くなかったです。翌日はホテル近くのセブンイレブンで購入しました(150円)。
ラッキーピエロ函館駅前店 17:00着
函館といえばラッキーピエロ。ずっと行ってみたかったんです。混むと聞いていたので、夕食タイム前の17時すぎに来店。レジ前には数名並んでいましたが、テイクアウトの人が多いのか、店内はまだ空席が目立っていました。17時からは生ビール(中)とチャイニーズチキンバーガーのセットが安くなるとのことだったので、それを注文(1,012円)。支払いはpaypayのほか、aupayなども大丈夫でした。チャイニーズチキンバーガーは噂通り甘めのタレが絶妙で、ボリューミーなので食べ応えもあって、大満足でした。

センチュリーマリーナ函館 チェックイン
ラッキーピエロから徒歩約5分でセンチュリーマリーナ函館へ。
宿泊記については、前回アップしているので、よろしければこちらを。
コメント