昨年2024年8月の旅、仙台から平泉へ行ってきました。
ダテ カフェ オーダー(モーニング)
お米を食べたかったので、仙台駅2Fにあるダテ カフェ オーダーへ。宮城風芋煮セットは、好きなおにぎりが1個か2個、選べます。芋煮は地域で材料が違うらしく、宮城は豚肉を使い、味噌味で仕上げるそうです。豚汁に里芋が入っている感じ。優しい味で、ほっこりしました。
喜久水庵の喜久福
喜久水庵の喜久福。某漫画の五条先生おすすめの一品で、仙台に来たら絶対食べたかった一品です。冷凍商品で、東京に直接帰らないので、猛暑の中持ち歩くこともできず、なんとかここで食べたい。モーニングを食した後、仙台駅構内の開店していた店舗で聞いてみると、ここではない店舗が単品売りをしているとのこと。ただし、その店舗の開店時刻は15分後だったので、構内をうろうろして、時間をつぶして、突撃しました。味は抹茶生クリームにしました。冷凍のため、解凍に1時間程度かかるらしいが、半解凍でアイスのように食べるのも美味しいとのことだったので、とりあえず購入して、部屋に戻り荷造りなどして、溶けるのを待ちました。めちゃくちゃ美味しかったです。書いていたら、また食べたくなってきました。
平泉へ
仙台駅から一ノ関駅まで新幹線で行き、一ノ関駅からJR東北本線へ乗り換えて、平泉に向かいました。岩手県南西部に位置する平泉は、平安時代末期に奥州藤原氏が本拠地を置き、仏教思想に基づいた理想郷「浄土」をこの世に実現しようとした場所です。約100年間にわたり、京都に匹敵する大都市として繁栄しました。源義経が3代秀衡の手厚い保護を受け、一時的に平穏な生活を送った話も有名です。義経の兄、源頼朝との対立により、4代泰衡が滅ぼされると、平泉の栄華も終わりを告げました。
毛越寺
平泉駅のコインロッカーに荷物を預けた後、毛越寺まで徒歩で向かいました。
毛越寺は、奥州藤原氏二代基衡、三代秀衡の時代ににより大規模な伽藍が造営され、中尊寺をしのぐほどの規模と華麗さであったといわれています。奥州藤原氏滅亡後、度重なる災禍に遭いすべての建物が焼失しましたが、現在大泉が池を中心とする浄土庭園と平安時代の伽藍遺構がほぼ完全な状態で保存されており、国の特別史跡・特別名勝の二重の指定を受けているそうです。
浄土庭園を訪れて、こんなに広大な敷地とは思わず、びっくりしました。きちんと手入れされていて素晴らしかったです。庭園の中心にある大きな池は、「大泉が池」と呼ばれ、海を表現していて、他にも砂浜、険しい海岸線、山から海に水を注ぐ川など、自然景観を表現しているそうです。趣深い庭園でした。
巡回バス るんるん
毛越寺から中尊寺までは徒歩なら30分以上もあるので、暑い中歩くのは危険と思い、バスを利用することにしました。「巡回バス るんるん」のバス乗り場で待っていたのですが、時刻表の時刻を10分、15分過ぎても来ないので、さすがにおかしいと思い、時刻表を見直すと、「巡回バス るんるん」は土日祝のみ運行とのことでした。その日は平日で、バスが来るはずもありません。不幸中の幸いで、そのバス停では路線バスで中尊寺まで行くルートがあったので、そのバスを待って、中尊寺へ向かいました。観光巡回バスは土日祝のみ運行であることが多いのに、うっかりしました。
中尊寺金色堂
路線バスで中尊寺の入口まで行き、金色堂まで徒歩10分。
金色堂は、中尊寺の敷地内にある仏堂で、奥州藤原氏初代の藤原清衡によって建立されました。内外を金箔で覆われた「皆金色」の美しいお堂で、螺鈿細工や漆工芸など、当時の高度な技術が結集されています。国宝に指定されており、世界文化遺産にも登録されています。
平泉の人気観光地である中尊寺金色堂。金色堂は風雨から保護するため、覆堂の中に収められているのですが、覆堂の中は観光客で大混雑でした。
東京へ
中尊寺から平泉駅まで歩いて戻り、平泉駅の券売機で一ノ関までの切符を買い、一ノ関駅のみどりの窓口で、東京行きの新幹線の切符を購入しました。一ノ関までの切符を提示したところ、乗車券を精算してくれました。一ノ関駅のみどりの窓口は、東北本線の改札内にあり、一旦外に出る必要がなくて助かりました。一ノ関駅から新幹線で約2時間半で東京へ戻ってきました。
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