3日目は越後湯沢から清津峡に行ってきました。
清津峡
清津峡は、信濃川の支流である清津川が形成した峡谷で、黒部峡谷、大杉谷とともに「日本三大峡谷」の一つに数えられており、国の名勝および天然記念物に指定されています。清津峡の景観を安全に鑑賞できるように作られたのが「清津峡渓谷トンネル」です。全長約750mのこのトンネルの中、トンネルの最奥にあるパノラマステーションは、最大のフォトスポットです。床に水が張られており、峡谷の景色が水面に映り込む「水鏡」が幻想的な風景を生み出します。
清津峡へのアクセス
清津峡は、越後湯沢駅からバスルートがありますが、最寄りのバス停から徒歩30分かかります。バスの本数も少なく、車がないと観光するのが難しそうでした。いろいろ調べたところ、越後湯沢駅〜清津峡渓谷トンネルへの直通バスがあったので、申し込みました。往復と清津峡のチケット代を合わせて、5,400円。
11:00 越後湯沢駅バス出発→11:30 清津峡到着
ホテルをチェックアウトし、荷物を持ってバスで新潟駅へ。新幹線で越後湯沢駅へ10:14に到着しました。荷物をコインロッカーに預け、駅構内の店舗を見て回り、時間をつぶしました。チケットを交換して、バスに乗り込みます。
清津峡渓谷トンネルの感想
11:30〜13:00の1時間半が自由時間です。駐車場から清津峡渓谷トンネルの入口まで徒歩約5分。トンネルに入った瞬間から涼しい!暑い日でもトンネル内は快適でした。トンネル内には3ヶ所の見晴所があり、それぞれ異なる景色を楽しむことができますが、やはり目的は最後のパノラマステーションです。そして、その目的地に着いて、呆然としました。なんと景色を見るところまで、すべて水が張ってあり、濡れてもよい靴か裸足で行くしかない!履いているスニーカーしか持っていない自分は裸足で行くしかないのですが、怪我は絶対したくなかったので、諦めました。水が張ってあるのは写真を見て勿論分かっていたのですが、水に濡れずに行ける場所があると思いこんでいたのです。情報収集が甘かったです。大ショック。皆様が行かれるときはご注意ください。
自分のポカのせいで、パノラマステーション先の景色は見ることができませんでしたが、トンネルに入る前に見える渓谷の景色は絶景でした。
Periscope(足湯(無料)とソフトクリーム)
清津峡渓谷トンネルの入口近くにあるカフェ「Periscope」に寄りました。
1Fにはカフェとお土産売店、2Fは無料の足湯があります。
行ったときは1Fが混雑していたので、まずは足湯に向かいました。ラッキーなことに誰もいず、貸切状態でした。暑い日だったので、室温も上がっていましたが、扇風機が回っており足湯に10分ほど浸かっていました。タオルの貸出はなかったので、持っていたタオルが大きめで助かりました。あとから来た方は乾かすのに苦労されていました。
1Fのカフェで濃厚ソフトクリームを食しました。名前のとおり濃厚で、美味しかったです。人の出入りが結構あって、食べ終わると長居ができない雰囲気で、さっさと退店しました。
お食事・喫茶 渓谷(かき氷)
「お食事・喫茶 渓谷」は清津峡第一駐車場近くの食事処です。駐車場に戻った時刻は12:30で、バスの送迎時刻まで30分もあり、暑くて暑くて、道端で待つのは辛くて、かき氷の看板を見つけたので、お店に飛び込みました。お店から駐車場を見ることができて、送迎バスが来たのを確認してから、外に出ることができました。
13:00 清津峡バス出発→13:30 越後湯沢駅到着
12:45頃には駐車場にバスがスタンバイしてたので、かき氷を食べ終わってすぐバスに乗り込みました。定刻通り出発して、越後湯沢駅に到着しました。
13:35 越後十日町 小嶋屋 越後湯沢店(へきそば)
越後湯沢駅到着後、新幹線の出発時刻まで30分ちょっと。駅内にある越後十日町 小嶋屋 越後湯沢店に伺いました。すぐ入店できました。へきそばと合鴨の黒胡椒焼きを注文。
へぎそばとは、新潟県魚沼地方発祥の蕎麦で、布海苔という海藻をつなぎに使った蕎麦を、「へぎ」と呼ばれる器に盛り付けたものだそうです。つるりとした喉越しと強いコシが良いですね。
14:12 新幹線出発→15:20上野駅到着
コインロッカーから荷物をピックアップして、スマホで新幹線切符を購入しました。指定席の「TRAIN DESK」は、新幹線内で仕事や勉強をする人向けの普通車指定席で、通常の指定席よりも静かで、電源もあります。一人で移動するときは、原則「TRAIN DESK」を選択します。
15:30 スウェーデン国立美術館 素描コレクション展(国立西洋美術館)
「スウェーデン国立美術館 素描コレクション展」の宣伝を見ていて、今回の旅行の最終目的地にちょうど良いと思いつき、上野駅で下車しました。上野駅の新幹線改札を出て、裏側に公園口(3階)に行く直通エスカレーターがあるので、それを使って、公園口へ。そこから徒歩2分で国立西洋美術館へ。チケット売場は数人並ぶ程度で、チケットはすぐ購入できました。入場して、コインロッカー(あとでお金が戻ってくるタイプ)に荷物を預け、鑑賞しました。
素描とは、鉛筆や木炭などの単色の線で、対象の形体や明暗などを表現する絵画技法、またその作品のことで、フランス語の「デッサン」とほぼ同じ意味で使われるそうです。デッサンは、素人でもその画家の技量というか巧さがわかりやすいので、見るのが好きです(抽象画はよくわからないので)。今回の展覧会は、ルーベンスやレンブラントなどの巨匠の絵画もあり、見応えがありました。
上野駅を通る新幹線や電車を利用する時は、上野周辺の美術館も旅行の日程に入れるのもありだなあと思いました。
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