新潟、佐渡、清津峡2025年7月【2泊3日、車なし】2日目

国内旅行

2日目は佐渡への日帰り旅です。

とっておきの佐渡 日帰り満喫の旅(2025年)

佐渡汽船主催の日帰りツアーを利用して新潟から佐渡へ行ってきました。

「新潟港から日帰りで行く、佐渡の旅。」
往復乗船(往路ジェットフォイル、復路カーフェリー2等)+昼食+島内観光(観光バス/バスガイド付)で、Aコース(世界遺産「佐渡島の金山」と相川を訪ねるコース(トキの森公園、史跡・佐渡金山などを巡るコース)で一人14,700円でした。

7:55 新潟港出発

出発40分前には新潟港の佐渡汽船ターミナルに到着して、チケットの交換などしてくださいとのメールが来ていたので、ホテルオークラ新潟から佐渡汽船ターミナルまでタクシーで行きました(約1,200円)。タクシーは「GO」アプリを使って呼びました。佐渡汽船ターミナルまでは路線バスが運行していますが、始発でも佐渡汽船ターミナルには7:30着となってしまいます。出発40分前の7:15に間に合わなかったのでタクシーにしたのですが、ターミナルで他の乗客の到着状況を見ていたら7:30着でも問題なさそうでした。まあバスが遅延して船に乗り遅れるよりは、タクシーで安心を取った方が良いですよね。

往路はジェットフォイル。所要時間約70分、その日は快晴、波は穏やかだったので、あっという間の快適な旅でした。

9:02 両津港到着

船を降り、エスカレータを下って、観光バス乗り場へ。切符売り場のそばにバスガイドさんがいて、名前を言うと、ピンクの紙をくれ、そこにバスの座席番号が記載されていました。そのピンクの紙がツアーメンバーの証明書になるそうで、施設見学の際に提示するように言われました。

トキの森公園(見学約40分)

「トキの森公園」は、国の特別天然記念物であるトキの保護・繁殖活動や、その歴史、生態を学ぶことができる施設です。野生のトキを観察するのは難しいですが、この公園では確実にトキの美しい姿を見ることができます。

尾畑酒造(買い物約30分)

「尾畑酒造」は、佐渡市真野新町にある歴史ある酒蔵で、代表銘柄「真野鶴」で知られ、国内外で高い評価を受けており、エールフランス航空のファーストクラスにも搭載されているそうです。無料試飲があり(商品によっては有料)、試してから購入できるのは魅力だと思います。

佐渡歴史伝説館(見学昼食を含め約75分)

佐渡歴史伝説館は、佐渡にゆかりのある歴史上の人物や伝説を、等身大のロボットやジオラマ、音と光の演出で分かりやすく紹介する体感型ミュージアムです。佐渡は古くから流刑地とされており、順徳上皇、日蓮聖人、世阿弥といった歴史上の著名な人物が流罪となりました。これらの人物が佐渡で送った生活や、語り継がれているエピソードを、精巧な動きをする等身大のロボットがリアルに再現しています。

11:45 ランチ(海鮮丼)

佐渡歴史伝説館内にある食事処でランチをいただきました(ツアー料金に含まれています)。

北沢浮遊選鉱場跡(見学15分)

北沢浮遊選鉱場跡は、佐渡金山が最盛期を迎えた昭和初期に、鉱石処理のために建設された巨大な産業遺産です。その独特な景観から「佐渡のラピュタ」とも呼ばれ、多くの観光客を惹きつけています。

まさしく、「ラピュタ」の光景でした。ただ、その日はめちゃくちゃ暑くて、ここは日陰がどこにもなくて逃げ場がないので、見学時間15分もいれませんでした。自販機を見つけて冷たい飲み物を買い、ようやく生き返りました。

佐渡金山(見学45分)

佐渡金山は、新潟県佐渡市にある、日本の近代化を支えた最大の金銀山です。江戸時代から昭和にかけて約400年にわたり採掘が行われ、日本の鉱業技術の進歩を物語る貴重な産業遺産として、国の史跡に指定されています。

見学コースはいくつかありますが、ツアーの見学時間から、選択肢は2つでした。江戸時代の初期に開削された手掘り坑道の「宗太夫坑コース」(30分)と明治時代に開削され、佐渡金山の近代化に大きく貢献した機械掘り坑道「道遊坑コース」(40分)のどちらかです。初めての方には「宗太夫坑コース」がおすすめのようでしたが、歴史を知るよりも、歩く距離が長く、佐渡金山のシンボルであり、山がV字に深く裂けたような景観が特徴の道遊の割戸を近くで見たかったので、「道遊坑コース」にしました。

めおと岩ドライブイン(買い物約20分)

七浦海岸のシンボルである「夫婦岩」の目の前に建つドライブイン。

干し柿と塩トマトを試食しました。干し柿が甘くて美味しかったけれど、重量があったので、購入は断念して、塩トマトを購入。今回塩アメを持参するのを忘れていたので、塩分補給として最適でした。

15:40 両津港バス到着→16:05 両津港出発

復路の船はカーフェリー2等がデフォルトで、追加料金を払えば変更できます(空席状況による)。オプションその1がジェットフォイルへ、オプションその2がカーフェリーの席をアップグレードできます。

ジェットフォイルにすると、17:55発19:02着で乗船時間は短縮できるが新潟港到着時刻が遅くなるので、カーフェリーの席をアップグレードすることにしました。1等のいす席にしたかったのですが既に満席だったので、1等のチェア席へ。追加料金1,610円。手続きのとき1等のチェア席も残り3席で、乗船した段階では満席でした。参考までに、ジェットフォイルは日にちによって16:25発17:35着の便もありました。日にちによってはジェットフォイルの方が良いかもしれません。

乗船時間は約2時間半かかりましたが、大きな揺れもなく快適に過ごせました。

18:35 新潟港到着→18:40 新潟駅ゆき路線バス出発

早めに船を降りる準備をしていたので、18:40発の新潟駅ゆき路線バスへ速やかに乗り込めて、座ることができました。

佐渡汽船ターミナルからホテルオークラ新潟へは直通バスはなく、タクシーで帰る選択肢もあったのですが、駅周辺で食事をしようと新潟駅へ。

19:00 にいがた すし海鮮家

新潟駅ビルのCoCoLo新潟の EAST SIDE 1Fにある「にいがた すし海鮮家」へ。バスの降車場所からそのまま進んで、左側にある駅ビルがEAST SIDEなので、行きやすかったです。19:00頃でしたが、すぐ座れました。1貫から注文でき、紙に記載するスタイル。レモンサワー、とろたく中巻、炙りエンガワ、天然ぶり、いか(2貫)、ねぎとろ軍艦、ゆでたこ、その他2貫の合計約1,866円でした。安い〜。新幹線の改札まで徒歩2〜3分くらいなので、新幹線利用時にさくっと食べることも可能だと思います。

このお店からJR改札やバス乗り場へは一旦2階へ上がる必要があります。2階にある店舗をちょっと見てから、ホテルへバスで帰りました。

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