島根津和野、山口湯田温泉2025年7月【2泊3日、車なし】1日目

国内旅行

ANA特典航空券で羽田〜山口宇部を予約できたので、今月行ってきました。

山口宇部空港から津和野へ

山口宇部空港から新山口駅へ。リムジンバスは定刻通り12:20発で、新山口駅には12:45には到着しました。バスの到着予定時刻は12:50だったので、予定よりも早く着きました。急いでJR新山口駅の改札に向かうと、12:54発の特急スーパーおき号に間に合いそうだったので、券売機で乗車券と特急券(自由席)を購入しました。1号車が指定席で、2号車が自由席。自由席はそこそこ混んでいましたが、座ることができました。次の電車は普通列車で料金は安いのですが、到着が夕方近くになってしまうので、予定より1本早く乗れてラッキーでした。

津和野駅から安野光雅美術館へ

津和野観光の予定は、安野光雅美術館、太鼓谷稲荷神社、津和野の町並みなどです。

津和野駅に13:57に到着。駅前の安野光雅美術館に行く前に、遅いランチを食べようと、美術館前にある「みのや」へ。ところが、とても混雑していたので、ランチは後回しにして美術館に向かいました。他の美術館と同様、後に100円戻ってくるコインロッカーがあり、そこを利用しました。

安野光雅氏は、津和野出身で、画家、絵本作家、装丁家として多岐にわたる分野で活躍し、国際的にも高く評価された日本の美術家です。世界各地を旅し、その土地の風景や人々の暮らしを細やかに描いた作品も多数あります。

訪れたときは、リクエスト作品展として、「シェイクスピア劇場」「ガリバー冒険」「みちの辺の花」などが展示されていました。

自分は、安野氏の風景画、特にヨーロッパの街並みを描いた水彩画が好きです。カラフルな色使いと柔らかい雰囲気には癒やされます。久しぶりに作品に触れることができて、とても楽しかったです。30分くらいで見終わるかなと思っていたのですが、一つ一つの絵画が楽しくて1時間かかりました。

見終わると、ちょうどプラネタリウム開始の15時だったので、プラネタリウムにお邪魔しました。このプラネタリウムは、津和野の四季折々の星空や安野光雅氏作「天動説の絵本」で構成されたオリジナルプログラムを上映していて、見ごたえがありました。プラネタリウムは15時が最終回だったので、電車を1本早く乗れたのはラッキーだったと改めて思ったのでした。

SLやまぐち号

美術館を出たのは16時近くでした。今回の旅行はスケジュールが合わず、SLやまぐち号に乗ることができませんでした。ただ、津和野発が16:12だと知っていたので、ちょうどよいタイミングと思い、SL列車が見える「みのや」の裏の駐車場へ行ってみました。カメラを持った方々がたくさんいて、SL列車の先頭部分が見る場所として、ベストポジションでした。

みのや(うずめ飯)

SL列車の写真を撮った後、みのやさんに伺うとお客さんは誰もいず、すぐ入店できました。郷土料理のうずめ飯をいただきました。うずめ飯は、ご飯の中に細かく刻んだ具材をうずめて食べることからその名がついたそうです。鶏肉、人参、椎茸、蒲鉾、三つ葉などの具材を、出汁で煮てご飯で覆い隠すように盛り付けてあります。付け合わせの酢味噌がかかった刺身こんにゃくとともに優しい味で美味しかったです。

本町通り・殿町通り

食後にホテルへ向かう途中、津和野の町並みを見ることにしました。まず、本町通りの入り口にある「津和野町日本遺産センター」で、日本遺産の基となった「津和野百景図」を見ました。そのまま本町通りを直進して、津和野カトリック教会へ。熊本県天草の崎津教会同様に教会内に畳がある珍しい教会です。津和野はキリシタンの殉教地でもあるんですね。教会のところから殿町通りに入り、通り沿いの掘割にはびっくりするほど大きな鯉がいました。

その日の宿泊先であるゆとりろ津和野は教会の角を曲がったところなので、まず荷物を置きに行きました。時刻は17時ちょっと前だったのでチェックインしてすぐ出かけます。教会のななめ前にある和菓子屋の「三松堂」は17時閉店だったので、急いでお店に飛び込み、麩饅頭とむしどら抹茶を買いました。どれも美味しそうで選ぶのが大変でした。

太鼓谷稲荷神社

殿町通りを散策した後、太鼓谷稲荷神社へ向かいました。表参道には、約1000本の鳥居が並ぶ「千本鳥居」があり、263段の石段が続いています。263段なら余裕と思い登り始めたのですが、夕方とはいえ7月の暑い中、うるさいほどの蝉の声を聞きながら、汗だくで登りました。この石段を登ると、津和野の町並みを一望できる高台に神社があります。神社を参拝して、津和野の町並みと山々を眺めると、汗だくで登った甲斐があると思えるほどの絶景です。

ゆとりろ津和野

ホテルはゆとりろ津和野にしました。素泊まりプラン。畳の部屋で、座卓と座椅子、小さなテーブルと椅子があり、トイレと洗面所もあります。布団は自分で敷くスタイル。フロント近くには、17時までは源氏巻が、17時以降は焼酎やウイスキーがサービスで置いてありました。最上階に大浴場があります。浴衣は選べるようになっていました。大浴場は脱衣所や洗い場が若干狭いですが、自分が入ったときはあまり混んでいなかったので、スムーズに入浴できました。ランチが遅かったので、コンビニでつまみを買い、サービスの焼酎で一杯という感じで済ませました。コンビニは近くにあり、便利でした。1Fに食事処があるので、食事付きプランの方はそこで食事をされていました。

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